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2010.6 デュラララ!!(平和島静雄) 


 デュラララ絵その4は静雄。臨也を描いたなら、静雄も描かないとと思い描き始めました。静雄もアニメで親近感がもてたキャラでした。今までなかなか使えなかったスプラッターブラシも使えて個人的には満足です!
 構図や色合い等、臨也の絵と対になるので、並べてみると面白いかもしれません。描いてみて本当対照的な二人だなーと感じました。


 静雄は自分が臨也派ということもあって、正直アニメが始まるまではあまり関心がなかったんですが、アニメで色々な面を見ていくうちに印象が変わりました。原作では怖いイメージが張り付いてなかなかとっつきにくいイメージがありましたが、アニメでは幽やセルティとの会話シーンがあって、静雄も普段は素朴な人なんだな…と何だか親近感がもてました。まあ実際リアルでこういう人と遭遇したら逃げるしかなさそうですが…。

 今回も線画で躓き、完成するか分かりませんでしたが気合で押し切りました。静雄の表情にその辺の気持ちが反映されているかも。臨也が静かな感じだったので、静雄は激情っぽい絵にしようと思いました。
 特に髪の毛がどういう構造になっているか分からず四苦八苦しました。でもアニメ絵を見つつ描き進みていくうちにコツがつかめてきてどうにか形になりました。最後に描いたのが右上のカットで、自分でも気に入っていたり。アニメ7話と17話を思い出しつつ描きました。この回つい何度も見返してしまいます。

 背景は最初からある程度方向性がはっきりしていたのでスムーズにいきましが、この絵は加工段階で随分色々化けました。作業前は赤と黒の色合いにしようと思っていたのですが、色々素材を重ねていくうちにミラクルな色合いに…。結構珍しいパターンです。フォトショマジック、恐るべし。と、色々今までにないこともできたり学べたりと、楽しく描けた一枚でした。

 とりあえずこれでデュラララ絵うpはひと段落です。でも原作8巻を読んだり、アニメもクライマックスになってきて気持ちが盛り上がったりしているので、気が向いたらまた描くかもしれません。ヤンデレ正臣とかも描いてみたい…。正臣も本当アニメでだいぶ印象が変わりました。デュラララ!!は皆個性的でつい描きたくなってしまいます。