PTB-STRP1レビュー、まさかの第2弾です。
(2014.11.12、まさかの画像追加+加筆。
2年経ちましたが、いまでも
PTB-STRP1
現役です!)

 PTB-STRP1のレビュー、最初は別ブログでなんとなく書いた記事ですが、気づけば検索効果でこのブログで一番大人気記事になっていました…。そのかわりイラスト記事のアクセス数の方は(遠い目)。嬉しいですが、なんだか複雑です!

 このペンタブを使い始めて1年が経ったということで、今回は1年使ってみてどうだったのか書いていきたいと思います。あと充電部のつめが折れた後の対処法。使い始めて1年、色々発見がありました。

 とにかくIntuosと同等の機能の
ペンタブが欲しければ買いです!

 で、このペンタブを購入して1年経ちましたが…


 特に問題なく
 快適に使えています!!


 購入して1ヶ月経った頃、充電部分のつめが折れた時はもうどうしょうかと思っていましたが、解決策を見つけてまた使い出した以降はなーんの問題もなく使えています!領域が広く、線画がのびのび描けるようになりました~。ペンタッチはIntuos4とあまり変わらない気がします。

 ちなみにつめの代わりに↓のようなはんだの棒を差し入れています。Amazonやホームセンターの工具売り場で探せば数百円で手に入ると思います。


 ライトがオレンジに点灯するように
 適当に差し入れし調節すると、
 本体が壊れていなければ充電できると思います。

 要望があったので、画像を追加+手順紹介入れました。ようやく画像も追加、本当に壊れていることを証明できました!MYペンタブの見事な壊れっぷりと共に、ご覧ください。本当にこんなふうに壊れてますが、2年間毎日使ってます…。




●PTB-STRP1・壊れた後の充電方法
※非公式な方法なので、色々と自己責任で行ってください。
 あと充電できるかどうかは、充電部分の状態にもよるので、充電できなくても泣かないでください…)


①はんだ棒などを画像のように差し入れます。
 はんだ棒の長さは適当ですが、
 少し長めの方がつかみやすく、③で調整しやすいのでオススメ。
 金色の板が↓のように残っていれば、↓のようにそこに引っかけると調整しやすいです。

 とにかく金色の板、そしてその溝に、
 はんだをくっつけることが重要です!


CA3G0161_500_2


②↑のようにはんだ棒の設置が終わったら、
 充電部分&はんだ棒の上に、普通にペンをセットします。
 あとPCをつけて、ペンタブをUSBに繋ぐことも忘れずに!


③ペンを↓の画像のようにセットして、ペン&はんだ棒を金色の板に
 ぐにゅ~と、ほどほどに押し付け、

 はんだ棒を①のような平らな・凹んだ形状にします。
(この作業は初回~数回だけでOK)


 この状態でオレンジに光れば終わり!ですが、大体の場合、はんだ棒を調整する必要があります。自分はほとんど毎日行っています。ここだ!という位置があればセロテープなどで固定してもOKですが、自分のはいつも位置が変わるので、固定してません…。ただ最近は、はんだ棒をなくさないために調整が終わったら、セロテープで抑えてます。
 

④ペンをセットした状態で、はんだ棒の先っぽをつまんで、
 ↓のように少し・何度か・適当にクネクネ・ゆらゆ~らと動かします。

 ランプ付近で、はんだ棒を少し折り曲げて、
 上に持ち上げられる感じにすると調整しやすいです。


CA3G0162_500


あとはカンです!!
とにかく「オレンジに光れ!!」と、念じながら動かしましょう


以降、充電が切れるたびに、この作業を繰り返します!!


 自分のペンタブみたいに、つめがとれただけで本体が壊れていなければ、大体この方法でランプがオレンジに点滅するはず…です。④のはんだ棒の位置調整は本当にカンが頼りなので、とにかくやって慣れましょう!
 「はんだ棒の調整なしで毎日使えないの?」と思う方もいるかもしれませんが、その方法があったら自分も知りたいです!!はんだごてで、はんだを盛って固定する方法も考えましたが、このままでも充電できるので「失敗したら怖すぎる…」と結局実行してません…。最初ははんだごてで固定するつもりでしたが、はんだ棒で充電できてしまったので、まあいいやで終。もし電子機器などに詳しい人がいたら、その人に相談してみましょう!



 あと記事その1ではつめの代わりにはんだの棒をさしていると書きましたが、電気を通す棒だったら針金でもいけるのではないか?と思い、実験してきました。そして試してみたら問題なく充電できてしまいました!


 そんなわけで
 クリップなどの針金でも
充電可能なようです!


 でもなんとなくはんだの方が充電長持ちする感じがするので、はんだの方がオススメかも。あと↑の通り、柔軟性があるので調整しやすいです。もし充電部分のつめが折れて「もうペンタブ使えねーよ…」とショックを受けている方がいれば、試して見てください!




 で、PTB-STRP1もうひとつの問題が芯!


 実は約1年間、芯をどうしても抜くことができず格闘していましたが、


 この記事を書いている途中、
 遂にペンタブの芯を折ることなく、
 抜くことができました~。

 ペンチで芯を↑向きにゆーっくり引っ張ると抜けます!
 芯の先っぽの方をつかむのがポイントです!


 久しぶりに大喜びして、改造芯に乗り換えましたー。無印良品の細軸綿棒を↓のようにPTB-STRP1の芯っぽくなるようにカッターで削ったものを使っています。意外に長持ちします。個人的にはこっちの方がペンの滑りがよくて良いです。PTB-STRP1は芯を替えてから、真の力を発揮するかも。
 相変わらず適当な説明ですが、一応手順を書いておきます。カッターでこの形を作るの最初はかなり大変ですが、慣れてくるとスムーズに作れます!

①公式芯を参考に、長さを切りそろえる(綿棒1本から3本分作れます)
 Intuosならこの太さのまま使えます!

②公式芯を見ながら、ひたすらその形になるように頑張って工作!
 まずは太さが変わるところに切り込みを入れます。
 あまり切り込みを入れすぎると分離するので、ほどほどに。

③そして綿棒の紙を2~3巻分、ベリっと取る。
 やりすぎると細くなりすぎるので、ペンに差し込んでこまめに確認。

③ペンに差し込める太さかどうか差し込んだりして、確認しつつ調整。
 差し込めなかったら、紙を更にベリっと。あとはカン!

④ペンに入る太さになったら、紙の固定のために、セロテープを綿棒1回転分、貼っておしまい!
 セロテープの位置に関しては↓の画像参照。

CA3G0163_450




 あと、最近のイラストはこのペンタブで全て描いているので、この記事を読んでPTB-STRP1でどんなイラストが描けるのか気になったら、このブログのイラストを見てくださいー。 

 ちなみにイラストソフトはCLIP STUDIO PAINTを使用してます。↓のキットで1年試用できるみたいなので、気になっている方は是非。このキット内容、豪華すぎてびっくりです!このキットの発売の影響か、公式ページの宣伝の気合っぷりが半端ないことに。


 クリスタだけ安く購入したい場合は、
公式サイトでのダウンロード版(¥5000)
での購入がオススメです~。

前はバリュー版の方がお得でしたが、値段上がってました…。

 なかよしのキットは色々楽しみが詰まっていてお子さんの誕生日やクリスマスプレゼントに最適だと思います!自分が学生の時に超欲しかった…。PTB-STRP1と合わせて購入すると完璧です!


本のみ(こちらだとクリスタ試用期間は半年のようです)


 …というような方法で、この2年間充電して、PTB-STRP1使い続けてきました。今バリバリ描いている魔女漫画も、PTB-STRP1で描いています。PTB-STRP1がなければ線の修正作業・彩色作業はこんなにスムーズに進まなかったと思います。


 このペンタブの充電部分を解決したペンタブを
 安く出せば確実に売れる!ので
 プリンストンさん、お願いします!


 そんな感じでつめが折れた後も、充電してイラスト描いてますー。ではこれでPTB-STRP1記事、終わります!